厚生労働大臣表彰卓越した技能者(現代の名工)
徳永板金工業所 徳永正典氏が顕彰状
厚生労働省が、卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、その職業に精進する気運を高めること、さらに、広く技能者の模範として、将来を担う優秀な技能者の確保・育成を進め、優れた技能を次の世代に承継していくことを目的としている。
今年度は県人が3名選出されましたが、一度に3名選ばれたのは2004年以来で、選出は8年連続で計51人になった。
徳永氏の受賞理由は「伝統的な銅板加工から現代の屋根工事・板金工事における様々な技能に卓越している。特に寺社仏閣の意匠性に優れた銅板屋根や錺の制作・取付けの技能は建築板金業界随一とされ、業界における第一人者の名声を有する。
また、技能の継承に重きを置いた活動を続け、代表を務めた香川県板金工業組合の青年部を中心に技能継承の重要性を強く説いて浸透させる一方、地元で開催される技能フェスティバルなど一般市民が参加するイベントに積極的に参画し、建築板金の魅力を伝える努力を続けている。」というものでした。
授賞式は令和5年年11月13日(月)リーガロイヤルホテル東京で開催されました。 名誉ある賞、おめでとうございました。